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1. ハリケーン・ミシェル被害救援募金のお願い
2. 「老人と海」モデルのグレゴリオさん死去
 
 ハリケーン・ミシェル被害救援募金のお願い
◎第一次締め切り日(1月15日)までの中間報告は→こちら

ササダム
 
 去る11月4日、キューバをハリケーン・ミシェルが直撃し、大きな被害をもたらしました。最大瞬間風速約60メートルにも達する、この50年来最大のハリケーンと言われ、青年の島をかすめたあと、南部海岸中央部のプラヤ・ヒロン=シエンフエゴス市間に上陸し、キューバ島を縦断してビリャクララ州のコロリーリョ=イサアベラ・デ・サグア間から北部海上に抜けました。
 もっとも被害の大きかったのはハリケーンの進路にあたったマタンサス州とシエンフエゴス州ですが、影響はハバナ州も含め全国に及んでいます。避難民は80万人、被災家屋は2万2400戸、そのうち全壊家屋は2674戸にのぼりました。キューバ島にはこれまでも毎年のようにハリケーンが上陸していますが、死者が出たケースはきわめてまれでした。しかし、今回は残念ながら5人もの方が死亡しており、いかに激しいものであったかがわかります。
 中部地方は重要な農業地帯でもあり、バナナやかんきつ類は落果し、収穫期を目前に控えていたサトウキビも倒れるなど、農作物の被害も甚大です。このほか、たくさんの送電塔が倒壊し、病院や学校の建物が壊れ、図書館の書籍が流出してしまったとも伝えられております。
 「グランマ」紙等によれば世界各国から援助が寄せられているようですが、日本政府もこのほど2000万円(17万6300ドル=救急車4台、その他医療機器)の草の根人道援助の供与を決定しました。また、新聞等を通じてご存知のように、40年以上にわたりキューバへ経済封鎖を続けている米国政府も「人道上の理由から」食糧輸出を承認しました。
 90年代初頭の深刻な経済危機から立ち直ったばかりのキューバ国民にたいし、自然はふたたび厳しい試練を課しているようです。キューバ政府や国民は現在、復興に全力を尽くしていますが、私たちもささやかながらも協力できればと考え、募金活動をさせていただくことにいたしました。皆様の暖かい御支援をお願い申し上げます。


 緊急を要するため在日キューバ共和国大使館の口座(この募金のためにとくに設けていただきました)にお振り込みいただく形をとりました。口座の名義、番号等は以下のとおりです。
銀行名 東京三菱銀行 麻布支店
支店番号 035
口座番号 0332040(普通預金)
名義人 キューバ共和国大使館

 できるだけ早くキューバ政府へ送金したいと考えておりますので、勝手ながらお振込み期間を以下のとおりに定めさせていただきました。
 ◎第一次締め切り 2002年1月15日(金)
 ◎第二次締め切り 2002年3月1日(金)

 募金の結果は在日キューバ共和国大使館を通じ何らかの形でご協力いただいた皆さんにお伝えいたします。

呼びかけ人 (いろは順)
石川次郎
(エディトリアル・ディレクター)
浜田昭雄(海風書房代表) 加藤薫(神奈川大学教授)
加茂雄三(青山学院大学教授) 高野悦子(岩波ホール総支配人) 山田洋次(映画監督)
近藤彰利(写真家) アントニオ古賀(音楽家) 後藤政子(神奈川大学助教授)

◎第一次締め切り日(1月15日)までの中間報告は→こちら


Granma
ハリケーンに襲われたハバナ市

各地でたくさんの電柱が倒れた。電話の被害も大きい。送電塔も倒れ、復旧には来年3月までかかる見込み

50年来最大のハリケーン。死者は5人にのぼった

マタンサスの復旧作業を視察するフィデル・カストロ議長

住宅の復旧作業が始まった

マタンサス州のハゲイ・グランデ果実農場出被害状況を調査するカストロ議長

高波に洗われるハバナ市のマレコン通り
最大の被災地のひとつ、シエンフエゴス州を視察するカストロ議長。カルロス・ラヘ国家評議会副議長とともに

ハバナやバラデロ海岸の外国人観光客も避難した。避難所を見舞うカストロ議長

復旧作業が始まった

マタンサス州で復旧作業にあたる作業員と話すカストロ議長

被災した住宅は数知れない。マタンサス州にて

マタンサス州コロンでは高波が海岸から押し寄せ、多くの家が浸水した

被害を受けなかったキューバ人はほとんどいない

ハリケーン・ミシェルのルート

 「老人と海」モデルのグレゴリオさん死去
 ヘミングウェー作「老人と海」の主人公のモデルになったグレゴリオ・フエンテスさんが、去る1月13日、キューバ・ハバナ東郊の漁村コヒマルの自宅で、老衰のため死去した。104歳だった。
 グレゴリオさんは、31歳の時にヘミングウェーと知り合い、彼の釣り船「ピラール号」の船長兼コックを務め、20年来の釣り友達だった。ヘミングウェーは、グレゴリオさんの漁師生活などをモデルに1952年「老人と海」を発表、54年にノーベル文学賞を受賞した。
 グレゴリオさんは昨年11月に国際スポーツ釣り協会から名誉船長の称号を得ている。
 
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